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住吉大社

源氏物語住吉大社

遣唐使船が無事を祈り この地から海へ出発

航海安全の神をはじめ、お祓いの神・和歌の神・農耕の神・武勇の神として歴史を誇る「すみよっさん」。全国2300余社に及ぶ住吉神社の総本社です。"住吉大神"と総称される底筒男命(そこつつのおみこと)・中筒男命(なかつつおのみこと)・表筒男命(うわつつのおみこと)の三神と神功皇后を祭神とします。
住吉大神は、『古事記』『日本書紀』によると、伊弉那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国で受けた汚れを清めるため海に入って禊みそぎを行った時、海の底・中・表から生まれました。大神のご加護によって熊襲(くまそ)征伐、朝鮮半島出兵に勝利を収めた神功皇后は、この地に大神を祀り、後にご自身も一緒に住みたいと願い、共に祀られることになりました。 神功皇后の船を助けたことから会場の無事を守る神として崇められ、遣唐使船は、必ず住吉大社海上安全を祈願し、住吉大神を船の?先に祀り、住吉津から出発したそうです。歴代の天皇の崇敬も厚く、南北朝時代には南朝の拠点となり、また、豊臣家や徳川家などの武家、そして、広く庶民から崇敬を受けました。